公立小中学校における普通教室の冷房設置状況、ご存知ですか?

実は全国平均95.7%、北海道16.5%、帯広市13.2%なんです(◎△◎)!!これは文部科学省のHPで確認することができ、R4.9月のデータです。

さらに文部科学省がまとめた「空調設置による教育環境向上の効果」によると、

  • 学力が向上する
  • 集中力が向上する
  • 体調不良者が減少する
  • その他(教職員の労務環境改善された、補習が効果的になったなど)

等、メリットが多数挙げられています。

 

8月30日に行われた帯広市学校保健会役員会では、医師会・歯科医師会・薬剤師会・学校会等から21名が集まり、今年度の事業や教育の現場における現状などを話し合いました。

 

その中でも特に話題に上がったのが、この夏の熱中症対策についてです。

全国的な猛暑で熱中症アラートが発令されたことから午前授業や部活動の中止といった対応が取られ、管内では休校となった町村もありました。ですが、地球温暖化で本州より暑い日も続き、

・扇風機が温風製造機になっている

・これは今年度に限った話ではない、長期的な問題だ

・財政的な問題ばかりをクローズアップしてしまうと改善に繋がらない

等々意見が出され、学校保健会として声を上げ続けていくこととなりました。

【子どもが集団で学ぶことの大切さ・子どもの環境を整えることは未来への投資】ということを今一度考えさせられた会議でした。