大人も勉強!【医学講演会】

1月17日(金)に帯広市学校保健会の医学講演会に出席してきました

■テーマ 『若い女性にも発症する子宮頸がん ~HPVワクチンについて知ってください~』
■講師 旭川医科大学 産婦人科学講座 教授 加藤育民先生

子宮頸がんについて、健診について、ワクチンについて、ヒトパピローマウイルス(HPV)について・・・たくさんのお話を伺いました

特に印象に残っているのが、

  1. 日本における子宮頸がんの死亡者数は2,900人/年であり、交通事故死亡者数より多いこと
  2. 子宮頸がんは世界では減り続けているのに日本では減っていないこと(世界の国では子宮がんはすでに希少がんとなっている)
  3. むしろ20~30歳代女性において罹患率・死亡率ともに増加していること

世界と日本の違いは何か?
それはワクチンの接種率です

ワクチンの副反応、ワクチンの必要性、子宮頸がんの発症率・・・
HPVの関与する病気は女性だけではありません、男性にも発症します
世界の国では男性もワクチンを接種しています

大人が正しい情報を理解し、子どもと一緒にワクチン接種について考えることは非常に重要です
この講演会は、私たち保護者がしっかりと向き合い、子どもと真剣に話し合うべきテーマを学ぶ大変貴重な機会でした